『8BEAT』感想 初めて関ジャニ∞さんの音楽にちゃんと触れた話

はじめに

ブログとしては、またまた日が空きました。こんにちは、ブログを書く書く詐欺をなかなか辞められないピーナッツです。

この前、いつもお世話になっているエイターのお友達に関ジャニ∞さんの『8BEAT』を3形態全て借りたんですが、SixTONES以外のジャニーズのアルバムをしっかり聞いたことのなかったジャニーズ初心者としては、かなり貴重で学びがたくさんあった機会だったので、ここに記録として感想もどきを簡単に残しておきます。

 

 

全体を通しての感想

羨ましい!!!がとにかくたくさん詰まってました。

一番羨ましかったのは、豪華な製作陣。その中でも個人的に特に羨ましかったのは、師匠と川谷絵音さんと体育くん。師匠作曲編曲の曲(=『8beat』)を演奏するなんて、アイドルとか抜きにして全アーティストが羨ましがってるはず。それがオープニング!?贅沢すぎる……こんな採用の仕方ができるアーティストはなかなかいないと思う…1曲目から開いた口が塞がりませんでした。

師匠のオープニング曲を含め、豪華な製作陣がそれぞれの色をこれでもかと出した曲を歌われているのがとにかく羨ましかったです。それと同時に、製作者の顔が見えるような個性が強い楽曲だとしても、関ジャニさんはそれらを自分のものにできると信頼されていて、本人たちも自信があるからこそできることだなあと感じました。

多ジャンルをこなせる関ジャニさんを聴いていて学んだのは、関ジャニさんほどのベテランになると若手だと”ブレ”になるものが”幅”になるということです。これは経験値が為せる技だと思うので、若手では絶対に真似できないものでしょうね。長い間、アイドルの前線で戦ってきた関ジャニさんだからできることなんだろうなあ。強い。

 

特に好きだった曲

アルバム全体を通して、バラエティに富んでいるラインナップで大満足だったんですが、その中でも特に好きだった曲を挙げていきます。

『稲妻ブルース』

関ジャニさんの治安の悪さはヤクザやチャイニーズマフィアを連想させるタイプだと思っていて……「礼儀?上品?何それ美味しいの?」って言ってそうなカオスさと手段を択ばない無茶苦茶感のある、金粉が舞っているような関ジャニさん特有の治安の悪さがMAXで生かされてて好きでした。と感じてたら、MVの世界観がそのままそれでした。

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あと、編曲が好きです!管楽器の使い方が豪勢で最高に関ジャニさんに合ってる!少し雰囲気が変わっちゃうかもしれないけれど、Lucky Chopsにバックバンドしてもらうバージョンとか聴いてみたいな。Lucky Chopsかっこいいので特におすすめなパフォーマンスの動画のリンクを貼っておきます。

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  • 『Let me down easy』

川谷さん節で羨まし〜!!!

やわらかい語調の歌詞が、関ジャニさんのイメージになかったので新鮮でした。キーボードの使い方が完全に川谷さんで、おしゃれ~!羨まし〜!かっけ〜!って聴きながら笑いがこぼれました(?)

  • 『YES』

YouTubeでMVを見てたので期待してました!

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「嫌に勘のいい君だからほらいつもとどっか違う僕に気づいていないはずがない」が好きすぎました……歌の二人称の方が強いカップルの歌が好みな自分は悶えました。この台詞を歌っても、情けない男になるのではなくて、「パートナーの賢さ・強さをちゃんと認識している大人による恋愛」になるのは関ジャニさんがかっこよく年を重ねている方々だからですよね……これは若手にはできない。

ちゃんと歌詞カード見ずに聞いたんですが、英語っぽい歌詞が聞こえた瞬間『Natural Lips』『留学生』と同じやつだ〜!ってめちゃくちゃテンション上がりました笑。個人的に丸山くんがとにかく英語っぽい発音が得意で笑いました。「ごま油ニラ豆板醤花椒花椒空芯菜ピータンカモンベイベー」がこの曲のパンチラインです卍

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  • 『NOROSI』

関ジャニさんの曲の中でかなり好きの部類に入る曲だったんですが、今回ちゃんと聴いて好きになりましたね。とにかく編曲がかっこいい。村上くんのピアノの入り方と丸山くんのベースが洒落てます。歌詞は男臭くて真っ直ぐな言葉選びなのに、サウンドはオシャレ感もしっかり押さえているバンドサウンドというギャップが好きでした。

  • 『ヒカリ』

……丸山くんってこんなに歌上手いんですか?ベースが上手なイメージと、明るくて陽気なギャグマシーンのイメージがあったので口開いちゃったんですが。丸山くん、話してる時の声と歌声が結構変わるタイプなんですかね?全く違って驚きました。事変ファンという時点でサブカルもいくタイプなんだという認識はあったんですけど、ここまでとは…ありがとうございました(?)

  • 『9』

安田さん、いつもニコニコ朗らかな癒し系キャラのイメージと、個性的なファッションで身を包んでギャンギャンにギターを弾いているイメージがあったので、こういう曲を作るんだ!?って驚きました。ソロ曲の中で一番好きでした。

 

 

DVD -8BEAT SECRET LIVE-

パフォーマンスのところだけ見させてもらおうと思ってたんですが、トークのテンポ感の軽快さが心地よかったので結局車中トークも全部見ちゃいました笑。ラフさ加減と温度感、くだらない話や世間話と同じ空気感で真面目な話もできるところに、関ジャニさんは友達やメンバーを超えて家族みたいだなあという印象を受けました。

パフォーマンスは、"アイドル"と"バンド"で出す空気の違い、そこを器用に行き来する感じが唯一無二だなと思いました。アイドルとしての姿、バンドとしての姿、どちらも中途半端にせずにどちらもかっこいいのはずるい。あれはかっこいい。

 

 

最後に

関ジャニさんのことはもちろん知っていましたし、曲も聴いたことはあったんですが(関ジャムも時々見てます)、アルバムを聴くとやはり印象って変わりますね。アーティストはアルバムを聴かなきゃダメだなあと改めて感じました。“トークがめちゃくちゃ面白いバンドの関西のお兄ちゃんたち”という以前の認識が変わりました。とにかくアルバムとしての満足度が高くて、様々なジャンルを器用にこなしながら自分たちのカラーを忘れることのない、すごいグループでした。

CDを貸して関ジャニ∞さんの音楽に触れる機会をくださったエイターのお友達に感謝を伝えたいです。ありがとうございました。そして、ここまで読んでくださった猛者がいましたら、読んでくださりありがとうございました。